同一事業で短期間に数回行われる講師謝礼の支出について

同一事業で短期間に数回行われる講師謝礼の支出について

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同一事業で短期間に数回行われる講師謝礼の支出について

問い:4月中の3日間で市民向け講習会を開催します。講習会では、講師は毎回別々ですが、毎回講習を行うため、その都度講師に謝礼を支払うこととなります。
このような場合、謝礼を3日分まとめて資金前渡を受けて置くことができますか。

 

答え: 設問の講習会は、毎月必要とする経費でないため、随時に必要とする経費と解されますが、同月内、かつ、同一事業で支払うべきものであることから、まとめて謝礼を資金前渡として受けることができます。この理由は次のとおりです。
地方財務実務提要(ぎょうせい)第二巻P3,373 では「同一内容の経費で支払額、支払日が定まっており、かつ支払回数が多いような経費の執行については、1か月を限度として資金前渡受領しても差し支えありません。」としています。また、まとめて前渡することのできるものは、会計管理者が認めた場合に限ります。

 

問い: 講演会を3日間連続で開催することとなりましたが、そのうち、2日分の講師が未定の状態です。この場合、まとめて謝礼を資金前渡で受けることができますか。

 

答え: 講師が未定であっても、まとめて資金前渡を受けることができます。

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